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鈴木馨祐法務大臣は、タイ王国を12日から15日にかけて訪問し、法務大臣等との会談や現地の少年院の視察などを実施したことを発表した。
1月17日に実施された法務大臣閣議後記者会見の際に、鈴木大臣は、タイ王国への訪問では、タウィー法務大臣と会談し、ASEANの主要国であるタイの法務省と日本の法務省との間の連携強化のための方策などについての意見交換を実施したことを述べた。また、日本の協力に基づいて建設され、現在ではタイにおける少年矯正施設のモデルとして社会復帰教育に活用されている少年院の視察を行うとともに、国外からの避難民等の受入れについての視察も行ったことを述べた。
鈴木大臣としては、今回のタイ訪問により、法務・司法分野においてASEAN諸国の中で日本と最も長い友好関係を構築してきたタイの政府要人に有意義な働きかけを行うことができたと考えており、タイにおける少年矯正の現状、そして避難民の受入れの実情を知ることができたとの旨も述べている。