博報堂がアジア展開強化のためシンガポール法人を買収

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日本の広告代理店である株式会社博報堂は、アジア太平洋地域における事業展開を加速させるために、シンガポールに本社を置きアジア地域で事業を展開している「Integrated Communications Group Pte Ltd(ICG)」の株式を100%取得し完全子会社化する事を発表した。

博報堂グループでは、2014年度から2018年度の中期経営計画として世界一級のマーケティング・カンパニーになるという目標を掲げており、この目標を実現するために専門マーケティングサービス体制の強化を進めていた。この目標達成のための一環として、アジア地域における事業展開を強化するために、シンガポールに本社を置きアジア地域で事業を展開するICG社を買収する事を決定した。

ICG社はプロモーションプラニング、イベント制作などを手掛けており、アジア太平洋地域12カ国(シンガポール・日本・中国・韓国・マレーシア・タイ・インド・オーストラリア・フィリピン・インドネシア・スリランカ・ニュージーランド)において事業展開を実施している。ICG社が博報堂グループの一員に加わる事により、博報堂グループのアジア地域における事業領域の拡大と強化が行われる。

博報堂グループは、今後もアジア地域におけるマーケティングサービスのネットワーク拡充を図っていく方針である事を表明している。

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