広島ガスがシンガポールに駐在員事務所を開設

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広島市を中心として広島県海岸部を営業区域とするガス事業者である広島ガス株式会社は、シンガポールに駐在員事務所を2月1日に開設した事を発表した。

広島ガスなどのガス事業者では、都市ガスの燃料の元となる気体である天然ガスを冷却して液体にさせたLNGの安定調達を図っている。広島ガスでは、日本国内の他のガス事業者やロシアのLNG事業者からの長期契約を締結したうえでの安定的な調達を実施している。

日本国内では4月からガスの小売り全面自由化が始まり、ガス販売においても自由競争が始まるため、LNG調達に関しても競争が激しくなる見込みである。そのため広島ガスは、長期的な視野からLNGを安定的に調達する事が可能となるように、LNGやエネルギー関連企業が多数拠点を構えるシンガポールに駐在員事務所を開設し、シンガポール現地でエネルギー関連市場の情報収集などを実施する事を決定した。

新たに開設したシンガポール駐在員事務所「HIROSHIMA GAS CO., LTD. Representative Office Registered in Singapore」には、社員が2名常駐する。広島ガスが海外に拠点を構えるのは今回が初めての事となる。

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