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阪急阪神HDの連結子会社でホテル運営を行う株式会社阪急阪神ホテルズは、ASEAN地域における営業活動を強化するためにシンガポールに営業所を11月21日から開設する事を発表した。
日本に訪れる外国人観光客の数は年々増加しており、阪急阪神ホテルズの直営ホテルに宿泊する外国人も増加していた。この外国人比率は、2016年4月~9月累計で37.7%となっている。この様な状況の中で、引き続き堅実に外国人観光客の需要を取り込むためには海外における営業力強化や知名度向上や更に重要であると考えていることから、海外に初めてとなる営業所を開設する事を決定した。営業所を開設する国はシンガポールであり、これは今後も更なる経済発展や人口増加が見込まれるアセアン地域をメインターゲットとしているためである。
シンガポール営業所では、「エージェントセールス」「現地法人セールス」「旅行博覧会出展回数の増加」を主目的として実施していく。既に取引のあるシンガポールのエージェントと連携強化を図るとともに、新規エージェントとも関係を構築していき、現地法人からのビジネス需要の取り込みも図っていく。また、各地で開催される旅行博覧会へ参加する事により「阪急阪神第一ホテルグループ」の知名度の向上を図っていく。