中部国際空港でシンガポール渡航者向けに鶏卵の販売開始

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画像提供:中部国際空港
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中部国際空港(セントレア)は、シンガポール渡航者向けに日本の鶏卵を販売する事を25日から開始した事を発表した。

シンガポールでは国土が狭いことから、食料品の多数を隣国のマレーシアなどの海外からの輸入に頼っている。卵に関しては大多数をマレーシアからの輸入に頼っているが、衛生面などの理由により、生食用の卵をシンガポールで入手するのは難しい状況であった。そのため日本政府とシンガポール政府は、日本国内で認可を受けた農場の卵をシンガポールへ輸出する制度を設立し、運用を開始していた。

今回の中部国際空港が実施する取り組みは、販売用の鶏卵を店舗側があらかじめ動物検疫所の検査を受けておく事で簡易証明を添付した鶏卵を用意しておき、顧客側は手間をかけずに購入しシンガポールへの持ち込みを可能とするものである。販売する商品はシンガポールで販売実績のある三栄鶏卵株式会社「まんげつ濃厚卵(のうこうらん)」となる。販売される商品は、卵が24個入りで1,300円となる。販売している場所は、旅客ターミナルビル3階の国際線出発制限エリア内の「centrair OISHII premium selection series F専用カウンター」となる。

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