日本とシンガポールが健康寿命の国の1,2位を占める

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画像:健康寿命のトップ20(ランセットで発表された論文より数値を引用)
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米ワシントン大学を中心とした研究チームは、2013年の188か国における健康状況や寿命などに関する調査を実施した結果を英医学誌ランセットで発表した。この調査によると、健康寿命は日本が1位であり、シンガポールが2位となっている。

この調査は、マイクロソフト会長のビル・ゲイツと妻メリンダによって2000年創設された世界最大の慈善基金団体の「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」からの資金提供を受けて実施された調査である。この調査における「健康寿命」とは、日常生活を他人からの介護などを必要とせずに自分のみで自立して過ごせる期間の事を表している。男女平均のトップ10は以下となる。

【健康寿命のトップ10(男女平均)】
1.日本:73.335歳
2.シンガポール:72.05歳
3.アンドラ:71.655歳
4.アイスランド:70.86歳
5.キプロス:70.69歳
6.イスラエル:70.58歳
7.フランス:70.375歳
8.イタリア:70.235歳
9.韓国:70.155歳
10.スペイン:70.115歳
・・・・
15.ブルネイ:69.885歳

シンガポールでは、国策として医療インフラの整備を行い、国民全員に強制的に積立金を行わさせることにより、国民全員が安定した医療サービスを受けれるシステムを採用しているため、結果として健康寿命が高くなっていると想定される。

アセアン諸国からは、ブルネイが15位にランクインしている。ブルネイでは豊富な天然資源の輸出で得た利益をもとに、国民の医療費は基本的に無料としているため、結果として国民の寿命が伸びていると想定される。

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