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第18回日本・シンガポール・シンポジウムが9月17日から18日にかけて開催された。
このシンポジウムは、公益財団法人日本国際問題研究所(JIIA)及びシンガポール国際問題研究所(SIIA)の共催により開催され、『非公開セッション』と『公開セッション』が実施された。
『非公開セッション』では、「混乱した世界における地域の政治・安全保障の発展」「日・ASEAN関係の基盤としての相互理解と機能的協力の強化」「不確実性の中の経済協力、サプライチェーン強靱化」の3つの議題につき議論された。
『公開セッション』では、生稲晃子外務大臣政務官、シム・シンガポール外務兼内務担当上級国務大臣及び日本シンガポール友好促進議員連盟会長の河野太郎衆議院議員がそれぞれ基調講演を行い、歴史的転換点にある国際情勢の中で、日本とシンガポールは地域及び国際社会の課題に共に取り組む重要なパートナーであり、来年の外交関係樹立60年も見据え、デジタル・グリーンといった新たな分野を含む協力や、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持と発展に寄与できるとの展望が示された。