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北海道は、シンガポール・アメリカ・中国・香港に対して、北海道産の水産物プロモーションを実施するため、この事業を実施する事業者の公募型プロポーザルを実施する。
シンガポールとアメリカ地域に対しては、『シンガポール及びアメリカにおける道産水産物プロモーション委託業務』として実施される。この業務の目的は、シンガポール向けに実施した船便輸送試験の結果、生食可能な品質との評価を得ている冷凍イワシや、活カキを輸出するために必要な衛生管理プログラムの承認(予定)に伴い、北海道から初めて輸出可能となる活カキ等の道産水産物について、認知度向上のため現地バイヤーや飲食店を対象に総合的なPRのほか、商談会を実施するものとなる。また、国際的に認知されている水産エコラベルの優位性を活かし、アメリカの量販店において、エコラベル認証を取得したホタテや秋サケ製品などを中心に道産水産物フェアを開催し、道産水産物の販路拡大のためのPRを実施する。予算上限額は、1380万円となる。
中国と香港地域に対しては、『中国・香港における道産水産物加工品のPR委託業務』として実施される。この業務の目的は、コロナウイルス感染症拡大の影響による巣ごもり需要の増加に伴い、調理加工品などの需要が伸長していることから、アジア圏において更なる消費が期待される中国及び香港で、家庭内消費に対応した道産水産加工品のPRを実施し輸出拡大を図るものとなる。