国際協力銀と大阪ガスがシンガポールの天然ガスインフラ開発企業へ出資

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画像提供:JBIC
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日本の政策金融機関の一つであるJBIC(国際協力銀行)と大阪ガス株式会社は、海外で天然ガスインフラを開発する「AGP International Holdings Pte. Ltd.」へ共同で出資することを発表した。

大阪ガスでは、収益基盤の強化のため、連結経常利益に占める海外事業と国内事業の比率を、2017年度の1:20から、2030年度までに1:2まで高めることを掲げている。この目標を達成するため大阪ガスでは、シンガポール共和国法人でありフィリピンにおいて100年以上の歴史を持つ建設・エンジニアリング事業を基盤とする企業グループであるAGPグループへの出資を行うことを決定した。この出資を通じて、新規LNG受入基地事業と都市ガス事業へ参画するとともに、国内で培った両事業のノウハウを活かしてAGPとの協業を促進させることで、今後のさらなる海外事業拡大の足掛かりとすることを企図していた。

JBICでは、今回の出資は日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するものと判断したことにより、大阪ガスの海外事業展開を金融面から支援することを決定した。今回の出資は、大阪ガス株式会社の100%子会社である「Osaka Gas Singapore Pte. Ltd.」とJBICにより実施される。

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