NECがシンガポール大手銀行に顔認証システムを提供

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画像:NECのHPより
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日本電気株式会社(NEC)は、シンガポールの大手銀行であるオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC銀行)のホランド・ビレッジ支店に対して、来場したVIP顧客をリアルタイムに特定する顔認証システムを提供した事を発表した。

このシステム提供は、NECのアジア太平洋地域の統括会社である「NEC Asia Pacific」を通じて行われたものである。このシステムは、世界No.1の認証精度のNECの顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用しており、支店内のラウンジに来場したVIP顧客をリアルタイムに特定するものである。

このシステムが導入される事により、OCBC銀行は事前にシステムに登録された顧客の好みの飲み物や雑誌を把握する事が可能となり、顧客の来店履歴に基づき適切なサービスを迅速に提供する事が可能となる。また、顧客の来店目的やサービス向上のためのフィードバック情報を入力していく事で、次回の接客に活かす事も可能となり、システムに登録された情報から来店頻度など顧客の行動パターンの把握も可能となる

NECは生体認証技術の開発を40年以上にわたり進めており、アメリカ国立機関による動画顔認証の性能評価では第1位を獲得している。この技術を活用したシステムは、世界で70か国・700システム以上に導入されている。

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