三菱自動車はフィリピンの新プレス工場を起工

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画像提供:三菱自動車工業株式会社
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三菱自動車工業株式会社は、フィリピンにおける三菱自動車の生産・販売会社であるMMPCが、現地の新プレス工場の起工式を実施した事を発表した。

MMPC(ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション)は、フィリピン国内の自動車産業を育成し、関連産業の育成も図る事を狙いとした大統領令「CARS」への参加の承認を受けていた。そのため、対象車種となる「ミラージュ」「ミラージュG4(アトラージュ)」を生産するため、新プレス工場の建設投資を含む約43億ペソ(約104億円)の設備投資を実施する。

この新プレス工場では、大型自動車部品の現地生産化に対応することを目的としており、新たな雇用創出や技術移転にも寄与するものとみられている。三菱自動車からは、MMPCに対し技術支援を行い、同時に新規に雇用される従業員に関しては日本国内の生産拠点で技術指導を実施する。新プレス工場の本格稼働は、2018年前半頃の予定。

起工式には、日本とフィリピンの両政府からの来賓が参加するとともに、三菱自動車とMMPCの株主である双日株式会社の関係者が参加した。

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