丸紅出資のフィリピン上下水道会社がIPO完了

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日本の総合商社である丸紅株式会社は、丸紅が出資するフィリピン共和国の上下水道会社「Maynilad社」が、11月7日にフィリピン証券取引所にて新規株式公開(IPO)を完了したことを発表した。

Maynilad社は、フィリピン・マニラ首都圏西地区を中心に約1,050万人を対象とする上下水道のコンセッション事業を運営し、浄水や下水処理サービスの提供、上下水道管路網の維持管理、検針や料金徴収までの一貫サービスを提供しており、丸紅は2013年に出資参画していた。

今回のIPOにおいては、市場から想定を上回る買付需要があり、調達額はMaynilad社株式の約30%に相当する343億ペソ(約900億円相当)と、フィリピンのIPOにおいて過去2番目に大きい規模となった。

丸紅によると、丸紅はアジア・米州・欧州・中東・アフリカにおいて、水処理施設のBOO/BOT、運転保守管理から上下水道事業の運営まで、多角的に水事業を展開しており、今後も水供給サービスの提供を実施していく方針であることを表明している。

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