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農林水産省は、令和6年度予算に係る「戦略的国際共同研究推進委託事業」として、フィリピン共和国との共同研究分野の募集を開始した。
「戦略的国際共同研究推進委託事業」は、国家間のハイレベルでの合意や行政ニーズを踏まえ、海外の農業研究機関の優れた知見を活用した国際共同研究を実施し、得られた成果の実用化を目指すとともに、国内農林水産研究の高度化や技術の向上を図るものとなる。
今回は、日本とフィリピン共和国との共同研究における募集が実施された。公募課題は、令和5年2月9日に日本とフィリピン共和国との間で合意された「農業協力に関する日本国農林水産省とフィリピン共和国農業省との間の協力覚書」に関する共同文書を踏まえ、『越境性植物病害虫防除』の研究領域において、より持続可能な農業生産と食料システムへの必要な移行の支援につながる課題となる。
日本国内の研究機関が分担する研究に対しては農林水産省が委託を行い、フィリピン共和国国内の研究機関が分担する研究に対してはフィリピン共和国農業省が支援を行い実施される。