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海上保安庁は、フィリピン沿岸警備隊(PCG)に対する能力向上支援を、2月18日から3月9日にかけて実施したことを発表した。
今回実施した支援は、JICA の枠組みの下、外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門「海上保安庁 MCT(Mobile Cooperation Team)」2名、刑事課職員1名、巡視船きくち乗組員2名及び海上保安学校門司分校教官1名をフィリピンに派遣し、2つの内容にて支援を実施した。
1つ目の支援は、2月19日から23日にかけて、初動捜査及び鑑識技能に係る能力向上支援(指紋採取及び証拠保全等の講義・実技)を実施した。実施者は、MCT、刑事課職員及び巡視船きくち乗組員となり、対象者はPCG 犯罪捜査・鑑識指導要員となった。
2つ目の支援は、2月26日から3月8日にかけて、PCG制圧指導要員に対する指導教授法に係る能力向上支援を実施した。実施者は、MCT 及び門司分校教官となり、対象者はPCG 制圧指導要員となった。