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防衛省・自衛隊は、フィリピン陸軍本部及び第525工兵大隊関係者12名を招へいし、人道支援・災害救援(HA/DR)分野の能力構築支援事業を3月4日から8日にかけて実施したことを発表した。
今回実施された事業は、防衛省、陸上自衛隊西部方面隊第8師団において、災害発生時の対処に係る防衛省・自衛隊の取り組みに関する説明や、災害時に使用する人命救助機材の使用方法や定期整備に関する技術指導や助言を行うとともに、災害時にも使用し得る自衛隊の装備品展示を実施し、フィリピン陸軍関係者の災害対処能力の強化に寄与した。
また、宮崎県庁を訪問し、災害発生時に地方公共団体が担う役割や自衛隊との連携要領等について、講義や意見交換を実施した。更に、フィリピン側からも自国における災害発生時の軍の役割や、HA/DRへの取り組みとその実例等について説明が行われた。