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岐阜県の外国人活躍・共生社会推進課と公財の岐阜県国際交流センターは、外国人高校生を対象としたキャリア教育講座を12月19日に実施することを発表した。
公財の岐阜県国際交流センターでは、外国人生徒が自身の将来を具体的に思い描き、卒業後の就職・進路について考える機会を提供していた。
今回は、高い日本語能力を習得し、岐阜県内で活躍する外国人の先輩から、体験談や将来に向けたアドバイス等を受けるキャリア教育講座を、県立華陽フロンティア高等学校にて開催することとなった。参加する者は、同校定時制課程フィリピン国籍の生徒16名の予定となっている。
テーマは「在学中に具体的な進路を考えるための取組み」となり、講師はフィリピン出身のアレマニアハルビ氏が務める。予定しているプログラムは、『中学校3年生から高校入学までの苦労』『なぜ大学に進学したのか(日本とフィリピンの大学の事情の違い(将来性や奨学金制度など))』『大学に入って気づいたこと』『なぜあなたたちはラッキーなのか(受講者に向けて)』となる。なお、講義はタガログ語で実施される。