海保は米国と協力しフィリピンに能力向上支援、巡視船の保守整備等

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、JICAの枠組みの下、外国海上保安機関に対する海上保安能力向上支援の専従部門「海上保安庁(MCT)」をフィリピンに派遣し、フィリピン沿岸警備隊(PCG)に対する能力向上支援を実施したことを発表した。

日米の海上保安機関である海上保安庁と米国沿岸警備隊(USCG)は、様々な機会を通じて連携・協力関係の強化を図るとともに、日米両海上保安機関間の取組である「SAPPHIRE(サファイア)」を推進することで、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け、インド太平洋地域の海上保安機関に対する能力向上支援を行っている。

今回は、この取り組みの一環として、フィリピンに対する能力向上支援が実施されることとなった。8月15日から18日にかけて、海上保安庁MCTが、フィリピン沿岸警備隊(PCG)職員を対象として、『安全運航及び放水銃取扱いに関する講義、制圧技能指導』を実施した。8月21日から25日にかけて、海上保安庁MCTが、フィリピン沿岸警備隊(PCG)職員を対象として、『制圧技能及び教授法の指導』を実施した。8月28日から9月1日にかけて、海上保安庁MCTと米国沿岸警備隊(USCG)が、フィリピン沿岸警備隊(PCG)職員を対象として、『巡視船の保守整備』を実施した。

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