このページの所要時間: 約 1分4秒
フィリピン海軍は、自国の能力強化の取り組みの一環として、アメリカ海軍と日本の海上自衛隊と協力する決意を発表した。
日本の護衛艦「いずも」と「さみだれ」の2隻は、フィリピン、米国、オーストラリアとの四カ国共同訓練を終えた後、親善訪問のためマニラを訪問した。護衛艦「いずも」上で行われたレセプションで、日本の大使は、今回の訪問はこの地域における海上安全保障協力の強化に対する東京の強いコミットメントを反映しており、世界の安定と平和を維持するには志を同じくする国々の間でのより強力な協力がこれまで以上に不可欠であり、我々は自由で開かれた国際秩序、つまり大小の国々の利益のために法を尊重し、規律とルールに基づいて導かれる国際秩序を守り、強化するために断固として団結しなければならないとの旨を述べた。
また、8月27日には、アメリカ海軍第7艦隊司令官と日本自衛隊艦隊司令長官による、フィリピンのホセ・アンドラダ海軍基地への表敬訪問が行われた。その後、フィリピン海軍は、「3人の艦隊司令官は、3つの軍にとって相互に有益となる交流に関しての協力方法について話し合いました。3つの軍は、協力・相互運用・多国間関係を追求する志を同じくする海軍であり、協力していきます」との旨を発表した。