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フィリピンの格安航空最大手のセブパシフィック航空は、3月26日から日本の成田空港とフィリピンのセブ空港を結ぶ直行便の就航を開始したことを発表した。この直行便は週4便(火曜、木曜、土曜、日曜)の座席数が180席で運航し、エアバスA320系統の機体を使用する。フライトスケジュールは、往路がセブ5:55発、成田11:20着、復路が成田12:05発、セブ16:25着となり、マニラを経由する場合に比べて大幅な時間短縮が可能となっている。
この運航開始を記念して3月26日に式典を開催しており、在日本のフィリピン大使館関係者や日本政府観光局の関係者などの政府関係者が参加した。式典では、直行便の就航を歓迎し両国間における観光客の増加を期待する旨が関係者から述べられた。
今回のLCC直行便という新しい選択肢が提示されたことにより、メインターゲットの日本からセブ島への旅行者が増えるだけでなく、フィリピンから日本へ訪れる観光客が増加することが見込まれている。また、フィリピン側としては、セブ島は観光地としての役割だけでなく各地へのハブ空港としての機能を備えていることからも、セブ島から他の地域に訪れる観光客が増えることも期待している。
現在でも日本とセブ島を結ぶ直行便をフィリピン航空が運航しているが、LCCのセブパシフィック航空が参入したことにより、今後は競争が激化しそうである。
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