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環境省は、日本の循環産業の海外展開を促進する取り組みの一つとして、フィリピンやバングラデシュにおける事業を支援する。
環境省では、日本の廃棄物処理やリサイクル施設などの優れた循環産業の海外展開を積極的に促進している。この一環として、「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(我が国循環産業の戦略的国際展開による海外でのCO2削減支援事業)」により、循環産業の海外展開に関する実現可能性の調査を行う事業を支援している。
この事業の公募が実施された結果、公益財団法人廃棄物・3R研究財団が設置した有識者からなる審査会において審査を行った結果、2件が採択された。
採択されたのは、一件目は、申請者が「JFEエンジニアリング株式会社」、対象国が「バングラデシュ」、事業名「チッタゴン市における統合型廃棄物処理事業」となる。二件目は、申請者が「日立造船株式会社」、対象国が「フィリピン」、事業名「マニラ首都圏マニラ市における廃棄物焼却発電事業」となる。