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駐フィリピン中国大使とフィリピン沿岸警備隊司令官アルテミオ・アブ提督は、6月2日に会談を実施した。
今回の会談は、中国が南シナ海でフィリピンの排他的経済水域内の領域を対象に毎年行っている漁業禁止令に対して、フィリピン外務省が外交抗議を実施したことにより、行われたものである。フィリピンのアブ長官は、「今回の表敬訪問はフィリピン沿岸警備隊(PCG)と中国沿岸警備隊(CCG)の友好的な交流と協力関係を見直すためのものであり、地域の平和と安定を促進するために、フィリピン沿岸警備隊と中国沿岸警備隊の間の信頼関係を強化するために、両者の能力向上活動の可能性について意見交換することを期待している」との旨の見解を示していた。
開催された会談では、両国間の協力に関しては、両者が地域の平和と安定を促進するために、さらに協力を強化することを心から願っているとの旨が述べられた。