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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、過去に制定された憲法は自分たちで変えられるものだとして、次期大統領にはできるだけ早く憲法を改正することを望んでいるとの旨のコメントを述べた。
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、次期大統領にはフェルディナンド・マルコス氏が内定したことなどを受けて、「次期指導者が6月30日に大統領に就任したら、1987年に制定された憲法を改正するイニシアチブをとるべきです。就任したらすぐにやるべきです。できるものですから。任期が終わる直前に憲法改正を行おうとすると、文句を言ってくる人が出てくるでしょう。自身の任期を延長させるために、憲法改正を企んでいるのだと。これらの憶測などを避けるためにも、早急に憲法改正を行うべきです。憲法改正は、本当に求められているものですから」との旨のコメントを述べている。
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、連邦制への移行や議会制度の変更、経済的な制限規定の変更など行うために、憲法改正を行うべきであるとの主張を従来から続けていた。