日本はフィリピンと環境分野の廃棄物管理等で協力進展

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画像:開催告知HPより
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日本の環境省とフィリピン共和国環境天然資源省(DENR)とは、「第1回日本・フィリピン環境ウィーク」を3月2日から4日に開催した。

「第1回日本・フィリピン環境ウィーク」では、『環境政策対話』『第6回廃棄物管理に関する対話』『オンラインセミナー、ビジネスマッチング』が実施された。

『環境政策対話』では、日本側からは環境省の次官、在フィリピン日本国大使館の経済公使、独立行政法人国際協力機構(JICA)地球環境部環境管理第一チームの課長などが、フィリピン側からはレオネス次官などが参加した。その結果、「フロン管理:HFCsの回収・破壊対策の可能性評価、政策立案者及び技術者の能力開発、JCMの活用について協力を進める」「コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI):温室効果ガス(GHG)報告と行動へのインセンティブ強化のために協力を促進する」「JCM:更なるプロジェクト形成とパリ協定6条に沿った実施体制構築の調整を進める」「都市間連携:日本・フィリピンの都市及び都市間連携(大阪市とケソン市、北九州市とダバオ市)の優良事例を国際フォーラム等の機会で共有する」「適応:脆弱なコミュニティで適応プロジェクトを実施するための知見とツールを共有する」「廃棄物管理:フィリピンでの廃棄物発電プロジェクトの実現に向けて協力を深める」の分野において協力を進展させることに合意した。

『第6回廃棄物管理に関する対話』では、日本側からは環境省、在フィリピン日本国大使館、JICAなどが、フィリピン側からはDENRなどが参加した。フィリピン側からは、都市廃棄物の現在の管理状況及びCOVID-19関連の医療廃棄物処理について説明や課題提起がなされ、日本側からは、医療廃棄物の処理技術及び官民パートナーシップによる廃棄物発電プロジェクトの実現について説明が行われた。

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