フィリピンは中国支援でラグナ・アルバイ間の鉄道事業を着工へ

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピン政府は、中国の資金で建設される鉄道事業である、ラグナ州カランバからアルバイ州ダラガの間の380kmにわたる区間の工事が着工される見込みであることを明らかにした。

フィリピン政府によると、マニラ湾交通局は、この鉄道事業を中国の合弁会社に約28億米ドルで発注した。契約された内容は、このプロジェクトの設計・建設・電気機械工事を含むものとなる。このプロジェクトは、4つの省、2つの地域の39の市町村にまたがる予定である。380kmの鉄道建設のほか、23の駅、230の橋、10の旅客トンネル、ラグナ州サンパブロの70ヘクタールの倉庫が含まれる予定でもある。この鉄道が開通した後は、ラグナ州カランバとアルバイ州レガスピ間の移動時間が通常の12時間から4時間に短縮され、年間1460万人が利用する予定である。

駐フィリピン中国大使は「このプロジェクトはフィリピンでこれまで最も速く、最も長い鉄道区間となるものであり、フィリピンと中国の関係にとって新たなマイルストーンになる。このプロジェクトはこれまで両国の間で最大級の資金が投入された政府間プロジェクトにもなる」との旨の見解が示されている。

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