自衛隊はフィリピン海空域で実施の共同統合戦闘訓練に参加

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画像提供:自衛隊
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日本の自衛隊は、珊瑚海からフィリピン東方に至る海空域で実施された、米国主催大規模広域訓練2021(LSGE21)の前段部分(共同統合戦闘訓練)に参加したことを発表した。

この訓練が実施された期間は、8月2日から8日となる。訓練場所は、珊瑚海(オーストラリア北東岸、ニューギニア、ソロモン諸島、ニューカレドニアによって囲まれた海域)からフィリピン東方に至る海空域となる。訓練に参加した部隊は、海上自衛隊は、護衛艦「まきなみ」、搭載航空機(SH-60K)となる。米軍は、強襲揚陸艦「アメリカ」、ドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」となる。オーストラリア軍は、強襲揚陸艦「キャンベラ」、フリゲート「バララット」、哨戒機P-8Aとなる。 訓練項目は、海上作戦訓練(水上射撃訓練、対水上戦訓練、通信訓練、クロスデッキ、洋上補給訓練及びPHOTEX)となる。

1等海佐・第1護衛隊司令は、「この訓練は、日米豪海軍による対抗形式の訓練であり、共同で戦闘を行う際の円滑な意思疎通や共同対艦攻撃等の実戦的かつハイエンドな状況を模擬した訓練を実施し、戦術技量の向上及び参加国海軍との共同作戦能力の強化を図ることができました」との旨を述べた。

なお、第1護衛隊の護衛艦「まきなみ」は、7月31日から8月1日にかけてパプアニューギニアのポートモレスビーに寄港しており、温かな歓迎を受けていた。

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