大統領職は女性に良くない仕事、フィリピン大統領は娘の出馬に反対

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の娘であるサラ・ドゥテルテ氏が、次期大統領選に出馬する意向を示したことに対して、現職のロドリゴ・ドゥテルテ大統領は現時点では反対する意向を示した。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、「私の立場としては、娘の立候補には本当に反対です。フィリピンでは、アントニオ・トリリャネス議員やレイラ・デリマ議員のように、仲間を攻撃するだけで何もしなかったような人物がいます。娘が、無礼な、これらのような者からの侮辱の波にさらされるのを見るのは苦痛です。トリリアンス氏とデリマ氏のどちらかが国の最高権力を獲得すれば、彼らが望むことを何でもできると思います。この2人は、ともに権力に飢えていると思います」との旨の見解を示している。

そのうえでドゥテルテ大統領は、「娘のサラは、いつか大統領選に出馬する可能性があるとは思います。フィリピンの政治がトリリャネスやデリマのような人物で混乱している今ではなく、また別の機会だと思います。また、大統領職は女性にとって『良くない』仕事であり、特に批判は娘を傷つけるだけであります。父親としては、自分の娘にそんなことが起こってほしくないです」との見解を示した。

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