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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、2022年の国政選挙で、副大統領として出馬する可能性があるとの見解を示した。
ドゥテルテ大統領は、当初は、大統領任期が終了する来年の6月以降は、故郷のダバオ市に戻る意向を示しており、2022年の国政選挙で副大統領に出馬することは消極的であった。しかしながら、官僚や国民からは、副大統領に出馬することを望む声があがっており、フィリピン与党からも、ドゥテルテ大統領が副大統領に出馬することを求める声があがっていた。
これらの声を受けて、ドゥテルテ大統領は6月28日に、副大統領に立候補するのも悪くはない考えだとの見解を示していた。大統領報道官は、29日には、ドゥテルテ大統領は6年間の任期中にやり残したことを行うために、副大統領に立候補するかもしれないとの見解を示していた。
7月1日になると、ドゥテルテ大統領は、記者団とのインタビューで、今の時点では、私のことを副大統領候補と考えてくださいと言うことができるでしょうとの見解を述べた。しかしながら、2022年の副大統領選に参加する可能性のある、マーティン・ロムアルデス議員の発表を待つべきであるとの見解も示した。ロムアルデス議員が副大統領選に出馬した場合は、ドゥテルテ大統領は、彼を支援する用意があるとの見解を示している。