このページの所要時間: 約 0分57秒
フィリピン教育省は、フィリピン人の教師・親・一般国民の歴史認識を強化するため、フィリピン史や世界史を特集した映画やドキュメンタリーを放送する歴史チャンネルの創設を計画していることを明らかにした。
フィリピン教育省では、学習資源として、映画やドキュメンタリーの重要性と有効性を認識しているため、『DepEd TV History Channel』を創設して、教師や学習者がこれらの教材に広くアクセスできるようになる取り組みを進める方針である。
教育省の長官は、この歴史テレビチャンネルを見た学習者が形成する見解は、自分が置かれている状況や環境を改善したり、自分の権利のために戦ったり、民族主義的な願望を掲げる、世界中の多文化主義的な社会で活躍するためなどの刺激となるとしている。最初のラインナップは、今までに公開された歴史的なビデオ資料で構成される予定である。歴史的な映画やドキュメンタリーは、様々なプラットフォームで、オンライン公開される予定である。また、カリキュラム・指導部門の審査を通過した歴史の教師が提供するレッスンも掲載される予定である。