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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否する国民に対して憤りを感じており、ワクチン接種を受けない人は国外に行くか、刑務所で隔離することになるとの見解を示した。
ドゥテルテ大統領は、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否する国民に対して、21日に実施したテレビ演説の際などに「政府の言うことを聞かないフィリピン人に憤りを感じています。すべての人がワクチン接種を受けるべきです。唯一の解決策であるため、誰もがワクチン接種を受けるべきです。ワクチン接種を受けたくない場合には、フィリピンを離れてください。必要に応じて、インドに行くとか、アメリカに行ってください。しかし、あなたがここにいて、あなたが人間であり、ウイルスを保有する可能性がある限り、ワクチン接種を受けるべきです。ワクチン接種を拒否した者は、新型コロナウイルスの潜在的キャリアであり、他の人々を守るためには、刑務所で隔離することになります」との見解を明らかにした。
なお、フィリピンの保健当局は、現時点ではワクチン接種は任意であるとの見解を示している。