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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、中国政府が南シナ海(西フィリピン海)における石油とガスの鉱床などの領有権の主張を始めた場合には、フィリピンと中国の友情にも限界があるため、南シナ海に軍艦を派遣する意向があることを明らかにした。
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、『私は中国政府に話し掛けています、私たちは友達であり続けたいと思っています。それが何であれ、共有したいと思っています。私は言いました、中国政府、今は魚釣りにはあまり興味はありません。喧嘩するほどの魚はいないと思います。しかしながら、中国が海の奥深くにある鉱山の採掘を始めた時に、ニッケル・石油などを掘り始めた時には、そこに私たちの船を送ります。また、同時に私たちは、中国に聞きます。そこで石油を採掘することは、私たちの合意の一部でしたか?習近平国家主席との会話では、中国は石油を採掘しないことを誓っていましたよ?もし、中国が石油を採掘し始めた場合には、私たちも石油の採掘を始めます。また、南シナ海の問題は、私たちが南シナ海を取り戻すための唯一の方法は、戦争によるものです。国は流血なしに南シナ海を取り戻すことはできません。そのため、もし、軍関係者の協力が得られなければ、私は辞任する用意があります』との旨の見解を述べている。
フィリピン大統領府も、石油や天然ガスなどのような希少な資源に関しては、これらの資源を守るために大統領は戦い、南シナ海において石油や天然ガスなどの資源の採掘を行うことは、フィリピンと中国間における合意ではないとの見解をあらためて示している。また、南シナ海における軍事行動に関しては、アメリカ軍とも連携していることを明らかにしている。