JICAと読売巨人軍はフィリピンの子供達にオンライン野球教室

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画像提供:JICA(野球教室にオンライン参加した子どもたち)
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日本の独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、株式会社読売巨人軍と協力して、フィリピンの子どもたちに向けてオンライン野球教室を開催した。

JICAと読売巨人軍は、2015年に野球普及・振興のための業務協力協定(MOU)を締結して以来、各地で野球教室を開催し、礼儀を重んじる「日本式野球」の普及活動を共働で実施していた。この業務協力協定は、JICAが行うボランティア事業に読売巨人軍のノウハウ・人材を活用し、途上国における野球の普及・振興を図るとともに、野球を通じた青少年の健全な育成を行うことなどを目的としている。

昨年はフィリピン・ミンダナオ島ダバオ市で野球教室が行われており、読売巨人軍の矢貫俊之氏(元巨人投手)、北篤氏(元巨人外野手)、木村正太氏(元巨人投手)ら5人が、約200人の子どもたちを対象に野球教室を開催していた。今年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインで開催されることとなった。

今回開催されたオンライン野球教室で練習方法を子どもたちに教えたのは、かつてプロとして活躍し、現在は読売巨人軍ジャイアンツアカデミーの辻東倫コーチと金子大志コーチの2人となる。打撃指導では、野球用具が満足に手に入らない現地の状況にも配慮して、事前に準備した紙ボールや紙バットを使用して、上半身と下半身それぞれの基礎的な動きをおさらいした。また、捕球の練習では、空中に投げたボールが手元に落下するまでに手を何回叩けるかを参加者同士で競い合い、数多く手を叩けた子どもたちには、コーチ陣が「すごいね!」と声をかけた。

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