森会長の発言は問題視されるが、フィリピン大統領発言は問題視されず

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画像提供:フィリピン政府
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日本国内では、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言が、日本の恥である、女性差別である、女性おとしめるものであると一部メディアは報道しているが、フィリピンではドゥテルテ大統領が大統領職は女性の仕事ではないとの旨を述べていたが、フィリピン国内では一部を除いて特段の問題視されていない状況である。

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、1月に実施された幹線道路事業の開始の際に、大統領職は女性の仕事ではなく、周知のことではあるが、残念ながら男女の感情はまったく異なっているものであるとの見解を示していた。この見解を示したのは、2022年に自身の任期が終了することにともない、自身の長女でありダバオ市のサラ市長が大統領選に出馬するのではないかとの質問が相次いていたために、述べられたものである。

フィリピン国内メディアでは、この大統領の発言を問題として報じていなかったが、ドゥテルテ大統領が常日頃から批判している海外メディアの一つであるロイター通信やCNNなどは、人権団体からのコメントを添えたうえで、この大統領の発言を問題視する旨の報道を行ったが、フィリピン国内では特段の問題視されていない状況である。

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