フィリピン空軍司令官とテレビ会談、地域の平和のため連携強化

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画像提供:航空自衛隊
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日本の航空自衛隊の航空幕僚長である井筒俊司空将とフィリピン空軍司令官であるアレン・T・パレデス中将は、テレビ会談を実施した。

開催されたテレビ会談で両者は、現在の安全保障環境及び日フィリピン空軍種間の防衛協力・交流に関して意見交換を行った。航空幕僚長からは、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、災害派遣活動中の感染予防策に関する知見や教訓の共有をはじめとする感染症対策分野においても防衛協力を推進していきたい旨を述べた。また、フィリピンへの日本製警戒管制レーダーの移転が決定したことも踏まえて、地域の平和と安定の確保に向けて引き続き連携を強化していくことで一致した。

なお、日本とフィリピン間におけるテレビ会談は、4月23日にも開催されている。その際には、両者は新型コロナウィルス感染症などに関しての問題認識を共有するとともに、感染防止に係る取組み及び感染症対策を通じて得られた教訓・知見を共有していくことを確認し、現在の安全保障環境や日フィリピン空軍種間の防衛協力に関して意見交換を行い、引き続き、連携を強化していくことで一致していた。

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