米備蓄はあるため扇動に乗らずにロックダウン協力を、フィリピン大統領

スポンサーリンク




画像提供:フィリピン政府
このページの所要時間: 123

フィリピン政府は、新型コロナウイルスのパンデミックにより国内は混乱しているが、フィリピン国内には十分なコメの備蓄があり、当面の間は食糧危機に陥ることはないため冷静に行動して欲しいと国民に呼びかけた。また、ドゥテルテ大統領は、左派グループの呼掛けに応じて暴動を起こさずに、国全体でロックダウンに協力するように国民に呼び掛けている。

フィリピン政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、『強化されたコミュニティ隔離措置(ロックダウン)』の取り組みを実施している。このロックダウンに関連して、フィリピン政府は、貧困家庭向けに緊急補助金などの配布を実施しようとしているが、左派グループが虚偽情報を元にして扇動して妨害していた。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はこの妨害に強く抗議し、国内には食料が十分にあることから情報を十分に確認し、これらの左派グループの呼掛けに応じずに、国民が一体となってロックダウンに協力するように呼び掛けている。

この大統領の呼掛けに関連してカルロ・ノグラレス大統領府長官は、「国の米の在庫は6月末までの84日間はあります。政府は、ロックダウンの間(現在の想定は4月末)は農産物や食糧の必需品の供給が安定するように努力し続けることを国民に保証したい」との見解を新たに示した。また、フィリピン政府は、予想されている国内の収穫量と輸入する入荷により、年間を通じて十分な米の供給があるとしており、ロックダウン期間中に食料がなくなることはないとしている。また、ロックダウン対象者などを想定して実施する救援物資パッケージに、新たに砂糖も追加する方針であることも発表した。

スポンサーリンク


関連カテゴリ フィリピン
関連タグ , ,

フィリピン関連ニュース

フィリピン関連登録情報