ドゥテルテ大統領は活動家の射殺を許可も、医療従事者も守ると

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、新型コロナウイルス対策に関連して、一部の活動家が暴力を振るう活動を扇動したことに対して強く抗議し、状況によっては射殺する可能性がある旨を述べるとともに、医療の最前線で医療に従事する者たちを全力で守る旨を述べた。

ドゥテルテ大統領は4月1日に、新型コロナウイルスに関する省庁間タスクフォースのメンバーの会合を開くとともに記者会見を開いた。これらの記者会見でドゥテルテ大統領は、マニラのケソンシティでは生活困窮者を支援する団体が食糧配給をめぐって暴力を振るう抗議を扇動したことに対して強く抗議し、「理解してください。左派の人たち、あなたは政府ではありません。政府を試すようなことをしてはいけません。暴動を起こさないでください。警察・軍隊との間で紛争が発生してしまい、彼らの命の危険が迫った場合には、私は彼らを守るために射殺を許可する命令をだします」との旨を述べた。

またドゥテルテ大統領は、医療従事者が塩素や漂白剤などをかけられる事件が発生していることに対しては、「医療の最前線で働く人々を私は支持し、彼らを攻撃する一部の人たちがいること非常に強く懸念します。私は彼らが守られるように、警察に要請します。そして、警告します。私たちは秩序を保つことが重要なのです。現時点では、政府に従ってください。そして、医者や医療従事者に害を与えるようなことはしないでください」との旨を述べるとともに、医療従事者を差別する者にたいしても法的措置をとる可能性がある旨を述べた。

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