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陸上自衛隊の陸上幕僚監部広報室は、フィリピン共和国で開催される令和元年度米比共同訓練(カマンダグ19)に10月6日から23日の日程で参加する予定であることを発表した。
この訓練に参加する目的は、水陸両用作戦能力を活用して国際緊急援助隊派遣時における人道支援・災害救助活動に係る能力の向上を図るとともに日米及び日比防衛協力の強化に寄与するためである。米比共同訓練(カマンダグ)は、フィリピン政府・アメリカ政府が共同で開催しているものであり、日本政府も2017年から参加している。
担任官は陸上総隊司令官の陸将、訓練部隊指揮官は水陸機動団第2水陸機動連隊長の1等陸佐が務める。訓練を実施する部隊は、自衛隊は水陸機動団など、米海兵隊は第3海兵機動展開旅団と海軍揚陸艦など、比海兵隊は第12海兵大隊と海軍揚陸艦などとなる。実施する主要な訓練は、災害救助訓練となり、水陸機動団が水陸両用車による着上陸を実施するとともに、上陸後に救助部隊による負傷者の後送等を実施する。