日立がフィリピンで水処理エンジニアリングの合弁会社を設立

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画像提供:日立製作所
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株式会社日立製作所は、フィリピンの大手不動産開発会社フィリンベスト社と日立が水処理エンジニアリング事業を行う合弁会社の設立について合意したことを発表した。

今回設立される合弁会社は、フィリピンにおいて水処理エンジニアリング事業を行うため、フィリピンの大手不動産開発会社であるフィリンベスト社と、株式会社日立製作所の子会社で海水淡水化ROシステムなどの設計から製造・販売・メンテナンスを手がける日立アクアテック社との間で「フィリンベスト-日立・オムニ・ウォーターワークス社」として設立される予定である。

合弁会社は2019年中に設立される予定であり、出資比率はフィリンベスト社が60%、日立アクアテック社が40%となる。この合弁会社では、フィリンベスト社やその他デベロッパーによる都市開発・ホテル・リゾート向けを中心として、水処理エンジニアリング事業を展開していく予定である。

フィリンベスト社と日立は、今後はフィリンベスト社のフィリピンにおける顧客基盤と日立の水処理事業における実績・ノウハウを活用することで、フィリピンにおける水処理事業の拡大を図り、将来的にはO&M事業や公共向け水処理案件の獲得、都市開発向けのユーティリティソリューションの提供もめざしていく方針である。

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