住友商事と総合車両製作所はフィリピンから鉄道車両納入プロジェクトを受注

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画像提供:住友商事(完成予想図)
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住友商事株式会社と株式会社総合車両製作所は、フィリピン運輸省からマニラ市ツツバンとブラカン州マロロス区間を結ぶ南北通勤鉄道事業フェーズ1の鉄道車両104両納入プロジェクトを受注し、契約調印したことを発表した。

今回の案件名は『フィリピン南北通勤鉄道事業フェーズ1 CP03 (マニラ市ツツバン~ブラカン州マロロス区間)』となる。このプログラムは、マニラ首都圏の交通ネットワーク強化を実現し、交通渋滞の緩和に寄与することを目標としている。なお、このプロジェクトは、国際協力機構(JICA)とフィリピンとの有償資金協力に基づき計画された日本政府の開発援助事業である。

具体的な契約内容は、鉄道車両104両(8両×13編成)の設計、製造、試験、製品保証、予備品・特殊工具納品、運転シミュレーター納入、従業員トレーニングなどとなる。全体工期は42カ月となる。契約金額は約250億円となり、2023年2月に全車両を引き渡す予定である。納入先は、フィリピン運輸省となる。

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