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陸上自衛隊の陸幕広報室は、陸上自衛隊が平成30年度米比共同訓練(カマンダグ18)に参加する予定であることを発表した。
カマンダグ18に参加する目的は、国際緊急援助活動派遣時における人道支援・災害救助活動等に係る能力の向上を図るとともに、日米と日比防衛協力の強化に寄与するためである。訓練期間は9月10日から10月10日となる。
訓練を実施する部隊は、陸上総隊司令官の陸将が担任官を務め、陸上自衛隊の陸上総隊司令部・水陸機動団・中央即応連隊となる。 米海兵隊は第3海兵機動展開旅団・海軍揚陸艦等、比海兵隊は第8海兵大隊・海軍揚陸艦等が訓練を実施する。実施する訓練は「人道支援・災害救助(指揮所訓練及び実動訓練)」「人道民生支援」となる。
また、昨年度末に発足した水陸機動団がAAV(水陸両用車)を活用して災害発生時における救援活動の訓練も行う。新たに発足した水陸機動団は、島嶼部の奪還等の水陸両用作戦を念頭に置いた部隊であり、「日本版海兵隊」と称されることもある。