フィリピンの障がい児の向け理学療法施設の整備支援が完了

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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在フィリピン日本大使館は、フィリピンで実施していた障がい児のための理学療法施設の整備が完了したことにともない、引渡式典が開催された事を発表した。

フィリピンでは、障がいをもつ子ども達が多数いると考えられているが、この子供たちに対して特殊教育やリハビリテーションを行う公共施設は限られている。そのためステッピングストーン特殊教育センター財団では、貧困家庭の障がい者の自立支援等を目的として、パラニャーケ市の障がいをもつ子どもたちを対象として特殊教育やリハビリテーションプログラムを提供してきた。しかしながら、この団体の所有するリハビリテーション施設は理学療法施設を整備できておらず、本施設に通う子どもたちに対して十分なリハビリテーション環境を整える事が出来ていなかった。

そのため日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力事業「パラニャーケ市における障がい児のための理学療法施設整備計画」として、44,970米ドルを供与する支援を実施していた。この支援では、新たに理学療法室と関連リハビリテーション機材を整備した。この整備が完了したことにともない、パラニャーケ市とその近郊地域の約1,200人の障がいをもつ子どもたちの理学療法を受けるための環境が改善された。

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