訪日前日本語研修が開講、フィリピン人看護師・介護福祉士候補者向け

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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在フィリピン日本大使館は、日・フィリピン経済連携協定(JPEPA)に基づく第10陣の看護師・介護福祉士候補者向け訪日前日本語研修開講式が、11月9日にフィリピンのマニラ首都圏タギグ市の技術教育技能開発庁(TESDA)女性センターで実施された事を発表した。

日本政府とフィリピン政府は、両国間の関係強化と経済成長を促進させる事等を目的として、日・フィリピン経済連携協定を締結している。日本政府では、この協定に基づき2009年度からフィリピン人の看護師・介護福祉士候補者の受け入れを進めている。来年度においても従来と同様にフィリピン人の看護師・介護福祉士候補者を受け入れるため、訪日前日本語研修が開始される事となった。

この訪日前日本語研修は、JPEPAで定められた日本入国後の6カ月の日本語研修とは別に日本とフィリピン両政府が共同で実施するものである。働きながら日本の国家試験合格を目指すフィリピン人候補者の、日本語能力向上のために実施されている。この研修を受ける事により、フィリピン人候補者は日本の現地病院や介護施設に配属される前に、合計で1年にわたる日本語研修を受講する事となる。

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