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フィリピン国家統計局は2014年6月の輸出に関する速報値を8月12日に発表した。発表によると、2014年6月の輸出総収益は5,444百万ドルとなり、前年同月よりも21.3%増加している。6月の好評の要因は、機械・輸送用機器やバナナ(フレッシュ)が好調なためである。
主要産品を前年同月と比べた場合の増加率は以下となる。
機械・輸送用機器:120.4%
バナナ(フレッシュ):98.9%
その他の鉱物製品:74.2%
その他の製造品:67.8%
アパレル・ファッション・アクセサリー:44.5%
電気製品:10.7%
ウッドクラフトや家具:-9.9%
フィリピンの6月の最大の輸出国は日本であり17.6%を占めており、中国15.8%、アメリカ13.8%、香港9%、シンガポール6.9%と続いている(詳細は上図を参照)。前年同月の日本が占める割合は21.9%であったため割合は減少しているが、日本は引き続き最大の輸出国の地位を保持出来ている。