ミャンマーの民主化支援で国営メディアへ22億の無償資金協力

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画像提供:JICA
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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、民主化が進むミャンマーの発展を支援するために、国営メディアの放送機材を拡充させる支援として22億6,300万円の無償資金協力を実施する事を発表した。

ミャンマーの国営メディアである「ミャンマーラジオテレビ局(MRTV)」は、ラジオ放送を1939年に開始した後に、テレビ放送を日本の協力により1980年代にから本格的に実施していた。この時期に整備された機材は既に老朽化が激しく進んでおり、特に屋内における収録を行う機材が不足しているため、スタジオ内での番組制作は非常に困難な状況となっていた。民主化が進むミャンマーにおいては、民主化に関連する教育・啓発等の番組を充実させる必要があったが、機材が不足していたためにこれらの番組制作が進んでいなかった。そのため日本政府は、MRTVに対して放送機材の拡充を行う支援を実施する事を決定した。

今回の支援は「ミャンマーラジオテレビ局放送機材拡充計画(Project for Expansion of Broadcasting Equipment of Myanma Radio and Television)」として、2億6,300万円の無償資金協力が実施される。この支援を実施する事により、制作番組数が1週間に約110番組の増加、放送時間も1週間に約110時間増加する事が見込まれる。

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