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日本の外務省はミャンマー政府に対して、水力発電所を改修する計画に約107億円の円借款、ミャンマーラジオテレビ局の放送機材を拡充する計画に約22億円の無償資金協力を実施する事を発表した。
この2件の支援は、昨年の11月にミャンマー政府の実質的な最高責任者であるアウン・サン・スー・チー国家最高顧問が日本に訪問し、安倍総理大臣と会談を実施した際に支援を約束していたものである。
円借款となる水力発電所改修計画では、増加しているミャンマー国内の電力需要に応え経済と社会を安定化させ現地の国民の生活向上を図る事を目的として、老朽化しているカヤー州のバルーチャン第一水力発電所とマンダレー地域にあるセダウジ水力発電所の発電機器等の改修を行うものである。
無償資金協力となるミャンマーラジオテレビ局放送機材拡充計画では、表現力豊かな質の高い放送番組作成のための環境整備を図る事を目的として、ヤンゴンとネーピードーにおいて国営放送局であるミャンマーラジオテレビ局の放送機材を拡充するものである。