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ミャンマーでは、日本の大手不動産会社がタイトルスポンサーとなった男子プロゴルフトーナメント「レオパレス21ミャンマーオープン 2016」が2月4日から7日の日程で開催されており、現地でゴルフを愛好する人達の間からも注目を浴びていたが、無事に終了することとなった。
ミャンマーではイギリスの植民地であったという経緯もあり、国内に多数のゴルフ場が存在している。そのため、ミャンマーの政府高官や富裕層の間ではゴルフを趣味とする人が多く存在している。従来のミャンマーでは、ゴルフを嗜むには高額な費用などが発生していたことから、一部の特権階級のみに許された遊びとして認知されていた。そのため、一部の政府高官達の間では例えゴルフが好きでなかったとしても、仕事上の付き合いなどの理由により休日はゴルフをして過ごすというライフスタイルが出来ていた。
海外からミャンマーに派遣された駐在員などの間でも、民主化に舵を切る前のミャンマーでは特に他に娯楽が無かったことからも、休日はやむを得なくゴルフに興じる人が多く存在していた。特に、政府からの認可を必要とする事業を行う場合には、ミャンマー政府高官との事前の調整やコネ作りが必要となることから、ゴルフで接待し、質の高い日本製のゴルフセットをプレゼントするという習慣も存在していた。
これらの理由により、ミャンマー国内においてもゴルフ愛好家達は存在していたため、今回の男子プロゴルフトーナメントは注目を浴びていた。なお、来年度もミャンマー国内において同様の男子プロゴルフトーナメントが開催される予定である。