このページの所要時間: 約 1分4秒
在ミャンマー日本国大使館は、平沼道場との共催で「ジュニア柔道ジャパンカップ2025」をヤンゴン日本人学校にて開催したことを発表した。
「柔道ジャパンカップ」は、2004年から2019年まで日本の伝統武道である柔道の普及と日緬の友好関係の更なる発展を目的に開催してきたが、COVID-19と政変の影響により同カップの開催を見送っていた。
今回は、ミャンマー柔道ナショナルチームの監督を務める平沼大和氏(平沼道場)の協力を得て、5歳から18歳までのミャンマー人を対象に、ジュニア柔道ジャパンカップを開催することとなった。
大会当日は、2019年の柔道ジャパンカップで来緬した井上康生から応援メッセージが寄せられ、2025年世界選手権女子57キロ級の銀メダリスト玉置桃選手(三井住友海上所属)も特別ゲストとして駆け付け、ジュニア選手に対して玉置選手の得意技である大内刈りなどの技術指導を実施した。
なお、この大会は、日本の伝統武道の普及はもとより、当地の青少年柔道家同士の心技体の相互交流を通じて、青少年の健全な人間形成とリーダー育成を目的としており、ミャンマー日本商工会議所(JCCM)、ヤンゴン日本人会のほか、多くの企業・団体などからスポンサー協力をえている。