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鹿島建設株式会社は、2017年に着手したミャンマー連邦共和国ヤンゴン市内ヤンキン地区における複合開発事業を、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)との共同事業とすることに合意したことを発表した。
鹿島建設では、鹿島のアジア開発事業統括会社カジマ・デベロップメント傘下のカジマ・ヤンキンPPP社が事業主体となり、ヤンゴン市内ヤンキン地区の敷地においてオフィス・ホテル・商業施設からなる複合開発事業に着手していた。この事業は、2024年度中の開業を目指し工事を進めていた。
株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は、日本企業や海外のパートナーと共同して事業の実施を担うインフラファンドであり、この鹿島建設が進めている事業への参画を検討しており、国土交通省からの認可が下りたために、正式に参画することとなった。
この事業にJOINが加わったことにより、日本政府とミャンマー政府間の枠組みが強固なものとなり、国際的な信用が増すとともに事業の安定化が期待できることとなる。