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JICA(国際協力機構)は、ミャンマーに日本水準の医療サービスを提供する事等を目的として現地に私立病院を設立する事を目指す事業の事業計画を策定する事を発表した。
日本政府では、開発途上国への支援を政府開発援助(ODA)と民間資金が連携して実施していく取り組みを推進している。この取り組みの一つであり、インフラ事業の事業計画を作成する「協力準備調査(PPPインフラ事業)」の枠組みにおいて、ミャンマー現地に日本の私立病院を設立する事を目指す調査事業を実施する事となった。
この協力準備調査は、「ヤンゴン民間病院事業準備調査(PPPインフラ事業)」として、代表企業が「医療法人 石井会」、構成員が「千代田化工建設株式会社」として実施されるものである。これらの企業から提案された事業は、日本が有する技術・ノウハウをベースとして、ミャンマーの医療インフラを強化するものとなる。この方針は、日本政府が提唱する「質の高いインフラ投資」の実現にも資するものでもある。