ミャンマーでJICAの協力により開発された教科書が導入開始

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画像提供:JICA
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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、JICAの技術協力で開発された新しい小学生用の教科書がミャンマーで導入開始された事を発表した。

民主化を進めているミャンマーでは、新しい国を作っていくための人材を育成していく事が喫緊の課題となっていた。しかしながら、従来の暗記中心のカリキュラムから脱却しきれておらず、子供の主体的な学びを促すカリキュラムが作成しきれていなかった。そのためJICAは、2014年から「初等教育カリキュラム改訂プロジェクト(CREATE)」として、ミャンマーの小学生向け教科書の作成を支援していた。

CREATEでは、40人程度の日本の教育専門家が教科書作成に関して必要となる技術支援を実施していた。対象となる教科書は、小学校の全学年の全教科(ミャンマー語・英語・算数など)であった。これらの支援を実施してきた結果、6月1日の新学年度からミャンマー全土の新1年生約130万人が新しい教科書で学び始める事となった。また、全国の現職教員向けの研修や教員養成校向けの研修も実施している。

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