ミャンマー初のポルノビデオ製造により警察が捜査

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編集部撮影:ヤンゴン市内の公園の様子
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ミャンマー警察は、ミャンマー国内で初めてとなる「高画質ポルノビデオ」の製造・販売を手掛けようとした会社への捜査を開始した事を発表した。ミャンマーでは、わいせつ物の販売や所持を行う事は違法とされている。

今回の事件は、「アート・オブ・ミャンマー(Art of Myanmar)」社が高画質ポルノビデオ「ミャンマーのスミレ(The Violet of Myanmar)」と名付けられた映像の予告編をフェイスブックページに投稿したことから始まった。この映像には、民族衣装であるロンジー姿のミャンマー人女性看護師が登場し、医療マスクで顔を隠したうえで顔にはモザイクが入っていた。この映像を見た人々からは注文が殺到したが、突然このフェイスブックページが閉鎖される事となった。

ミャンマー政府は、今回の事件は国のイメージ悪化に繋がるとして、業者の特定と新たな対策を講じる方針である事を発表している。ミャンマーでは仏教徒が多数を占めるため、ポルノやセックス等に関する事を表向きに話題にする事はタブーとされており、軍事政権時代は厳しい検閲もあったが、民主化に舵をきった2014年以降には若干の緩和が行われていた。

しかしながら、近年の若者達の間ではポルノをタブー視する傾向は薄まっており、公園や町中では仲睦まじく体を寄せ合うカップルは多数いる。これらのカップルは、傘などを使い外部から二人の様子を見えにくくしたうえで、仲むつまじくたわむれ合っている。

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